京ことば通信 =========================================神無月
------------------------------------------------------------
■□■□■ 京菓子処 鼓月 http://www.kogetsu.com ■□■□■
■□■ 発行/販売企画室・野田 service@kogetsu.com ■□■
お申し込みに従い、毎月25日にお届けしています。ご意見・ご要望
は上記アドレスまでお願いします。このメールへの返信は別アドレ
ス宛になりますのでご注意ください。
============================================================
------------------------------------------------------------
★京ことば 「とおりにわ」 相馬 大
------------------------------------------------------------
京都の家は、門口(かどぐち)を入ると、一直線に、通路が、
裏庭にまでつづいている。それを、とおりにわと呼んでいる。
その通路に面し、店の間・玄関の間から、台所の間となり、客
間の奥座敷は、池のある庭に面している。
玄関の間の前には、中庭があり、篠竹(しのだけ)などが植え
られ、石灯籠なども立っている。その上は、吹きぬけになってい
て、空がみえていたりする。秋には、秋の風が、その篠竹の葉を、
吹きみだしている。
白妙の 袖のわかれに
つゆ落ちて 身にしむ色の
秋風ぞ吹く
藤原定家
この通り庭は、台所の間から、吹きぬけ天井になっていて、い
つも、風があそぶ。家々の、たちならぶなかにあって、通り庭は、
いつも、季節を教えていた。そうした家も、ひとつ、ひとつ、灯
を消している。
※京の町家の中でほんの一角に設えられた庭は、時には陽光や月
光が射し、あるいは雨や雪が降って、閉ざされた空間の中に季
節の訪れを告げ、折節の濃淡や明暗を映し出しています。
昔からの風情をみせる町家も建替えや再開発ですっかり数少
なくなりましたが、最近町家の建物を生かしレストランや洒落
たショップとして再活用する試みもされています。そんな町家
を訪ね歩くのも京の散策の楽しみの一つと言えそうです。
------------------------------------------------------------
★神無月の京だより
------------------------------------------------------------
十月二十二日(第四月曜日)時代祭
[京都御所 〜 平安神宮]
明治二十八年、平安遷都一一〇〇年祭の時に平安京に遷都した
桓武天皇を祭神として平安神宮が創建されました。
その祝祭として平安時代から明治に至るまでの時代風俗行列が
催され、それが徐々に盛大になり、毎年遷都の日の十月二十二日
に平安神宮の祭礼として行われています。
行列の中心は祭神の鳳輦(天子の乗る車)ですが、それにお供
する多彩な行列が見どころです。「ピーヒャラ、ピーヒャラ」と
鼓笛を響かせ行進する維新勤王隊から始まり総勢二〇〇〇名以上、
総延長二キロ・約一時間半に及ぶ行列の巡行はまさに一大歴史風
俗絵巻と呼べるもので、京都の三大祭りの一つに数えられていま
す。
惜しみなく 地擦る束帯 時代祭
[西本一郎]
四季の可美物[神無月]
その季節の風趣を盛り込んだ限定販売の特別なお菓子です。
------------------------------------------------------------
★京菓子処 鼓月 最新情報
------------------------------------------------------------
■今月の可美物(うましもの)
http://www.kogetsu.com/uma/index.htm
紅葉の美しい10月。山の幸の豊かさを堪能できる時季でもありま
す。10月の風趣を盛り込んだ限定発売のお菓子をご紹介します。
●栗善哉 こがね餅(栗・栗餅入 丹波大納言製)
少し渋ある糯粟の野趣味。過ぎし日の黄熟の稔りに心遊ばせ
丹精を尽くしております。
●秋色山幸 山路(渋皮栗・蒸羊羹入 軽羹仕立棹もの製)
千葉の彩りに見立てし蒸羊羹と渋皮栗を散りばめ 味覚の秋を
謳います。
【価格】・山路 一棹 一、二〇〇円
・こがね餅三個入 一、二〇〇円
・山路 一棹/こがね餅 四個
化粧箱入詰合せ 二、六〇〇円
【販売日】 十月三日・五日・六日・七日・八日
※あらかじめご予約いただきますようお願い申し上げます。
※一部店舗ではお取り寄せ品となります。
■ 栗の菓子
http://www.kogetsu.com/wa/36kuri.htm
粒が大きく名品の誉れ高い丹波栗も十月が旬。栗は万葉の時代か
ら美味を知られ、茶人・利休も茶菓子として好みました。ほくり
とした栗の甘みに秋を楽しみましょう。
============================================================
■購読中止は http://www.kogetsu.com/kotoba/ からどうぞ。
■配信先変更はいったん登録を解除して、新アドレスで再登録して
ください。
■発行・野田展弘(service@kogetsu.com)
■インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行していま
す( http://www.mag2.com/ )。IDは0000007495です。
------------------------------------------------------------
■□■□■ 京菓子処 鼓月 ■□■□■
■□■□■ 京都市伏見区横大路下三栖 612-8235 ■□■□■
■□■□■ TEL.075-623-1651 FAX.075-623-1656 ■□■□■
■□■□■ お近くの店舗をご利用ください(店舗一覧) ■□■□■
■□■□■ http://www.kogetsu.com/kigyo/tempo.htm ■□■□■
============================================================
|