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京のことば通信
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京ことば通信 ===========================================睦月
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■□■□■ 京菓子処 鼓月   http://www.kogetsu.com ■□■□■
■□■ 発行/販売企画室・野田   service@kogetsu.com   ■□■
お申し込みに従い、毎月25日にお届けしています。ご意見・ご要望
は上記アドレスまでお願いします。このメールへの返信は別アドレ
ス宛になりますのでご注意ください。
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★京ことば 「はやす」               相馬 大
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  正月は、もう七日の朝、「七草(ななくさ)なずな」の歌が聞
 こえる。七草を、細かく、きざむことを、ハヤスという。七日正
 月(なぬかしょうがつ)、「きざむ」ということばを忌(い)
 み、「生(は)やす」で、いいことの数をふやすと、祝ってきた
 伝統が、いまも生きている。
  のし餅を、あられのように、細かに切ることも、「はやす」と
 いう。京都では、一月四日に、鏡餅をおろして切る。その「切
 る」ことも忌み、「開く」という。ヒラクは、「鏡開き(かがみ
 びらき)」ということばもあり、よく、知られていることばのよ
 うである。


    ななくさの なづなすずしろ
    たたくおと たかくおこれり
    ななくさけふは
                若山牧水(わかやまぼくすい)


  七草は、不幸をもたらす鬼車鳥(きしゃどり)を、「唐土(と
 んど)の鳥」とし、追いはらうため、俎板(まないた)の上で、

 つよくたたく。それで、「薺打(なずなう)つ」ともいわれてき
 た。が、やはり、七草を「はやす」のほうが、やさしいようであ
 る。


 ※「芹 なづな 御行 はこべら 仏座 すずな すずしろ こ
  れぞ七草」鎌倉時代の「河海抄」(源氏物語の注釈書)にみえ
  るこの歌の七つが春の七草とされています。
  秋の七草が観賞用なのに対し春の方は食用の植物が選ばれてい
  ます。緑の乏しい寒中に若菜を食する事によって邪気を払い縁
  起を祝った中国の古い風習が日本に伝えられたのがその由来で
  あると云われています。


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★睦月の京だより
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 1月12日(土)奉射祭

 [伏見稲荷大社 京都市伏見区]


  1月12日午後2時、伏見稲荷大社では正月の御弓神事として
 破魔弓(はまゆみ)で神矢を射て邪気を払い、一年の豊穣・景気
 の吉凶を占う神事「奉射祭」が行われます。
  本殿祭の後、神宮が神苑斎場にて天・地・東・西・南・北に各
 1本づつ計6本の矢を射て邪気を払い斎場を浄めます。つづいて
 大蛇に見立てた約13メートルの注連縄(しめなわ)が張りめぐ
 らされ、その中央に直径1メートルの大的(おおまと)が取り付
 けられます。これを約十メートル先から二人の狩衣(かりぎぬ)
 姿の射手が交互に二本ずつの矢を射て、その矢の当たりはずれで
 一年の作物の豊凶・景気の善し悪しを占います。
  社頭では魔除けのお守りとして、神矢に因んだ朱の守り矢が授
 けられます。


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★京菓子処 鼓月  最新情報
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 ■新店舗オープンのお知らせ

  京都南座東隣に鼓月祇園店・茶房「華心」をオープン致しまし
  た。

  電話番号を記載しております。
  ▼お問合せの際にはこちらのページの一番下をご覧ください。
   http://www.kogetsu.com/kigyo/kyoto.htm 


 ■今月の「四季の可美物(うましもの)」
    http://www.kogetsu.com/uma/index.htm 
  その季節の風趣を盛り込んだ限定販売の特別なお菓子です。



  ●新年祝菓 蓬莱賀
   (心・栗甘煮 小豆蒸羊羹 金箔添 軽羹製 棹もの)
   蓬莱は中国伝説中にある不老不死の霊山吉祥の意をもつ品々
   を三宝に飾る蓬莱祝も新年祝儀の一つ────。
   軽羹仕立に金箔をあしらいその華やぎをもって新春の目出度
   さを祝(ことほ)ぎます。

  ●新年賀菓 菱葩
   (心・甘煮牛蒡 白味噌餡仕立 求肥餅製 たたみもの)
   菱葩は宮中正月の儀式に用いられる鏡餅の上の葩が菓子にな
   ったもの。ほんのりとうす紅透く風雅な姿に初春の慶をした
   ため謹製致しております。


 【価格】 ・蓬莱賀  1棹       1、500円
      ・蓬莱賀  1棹/菱葩        4個

            化粧箱入詰合せ  3、000円

 【販売日】 1月8日・9日・11日・12日・13日
  ※あらかじめご予約いただきますようお願い申し上げます。
  ※一部店舗ではお取り寄せ品となります。



 ■ 初雀(はつすずめ)
   http://www.kogetsu.com/wa/55suzume.htm 
   人在る処スズメ在り。これを「家ある処」としてはいけな
  い。廃村には家屋は残っていてもスズメはいないのだ。私たち
  に最も身近なこのスズメの声さえも、妙に初々しく美しく聞こ
  えるのが元日の朝。初雀の季語の所以である。
   ところで、ヨーロッパでは人と最も近しい関係にあるのはイ
  エスズメという別の種で、日本にいるスズメは人とはやや距離
  をおいて生活しているらしい。巣も家屋ではなく樹洞に造るの
  が普通という。競争種の存在が、ある種の生息場所に影響を与
  えている好例であろう。


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■発行・野田展弘(service@kogetsu.com)
■インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行していま
 す( http://www.mag2.com/ )。IDは0000007495です。
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■□■□■    京都市伏見区横大路下三栖 612-8235   ■□■□■
■□■□■    TEL.075-623-1651 FAX.075-623-1656   ■□■□■
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