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京のことば通信
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京ことば通信 ===========================================如月
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■□■□■ 京菓子処 鼓月   http://www.kogetsu.com ■□■□■
■□■ 発行/販売企画室・野田   service@kogetsu.com   ■□■
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は上記アドレスまでお願いします。このメールへの返信は別アドレ
ス宛になりますのでご注意ください。
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★京ことば 「にんがつ」              相馬 大
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  にんがつ京都へきて、はじめて、親しくなった友人は、祖母子
 (おばあちゃんご)と、家では呼ばれていた。その友人が、学生
 らしくないことばの、ニンガツと言っていた。家へ行くと、紅殻
 格子(べんがらごうし)のたたずまいで、これは、ニンガツ、そ
 のものであると思った。

  京都の2月は、立春を迎えるころ、どっさりと、雪がふったり
 もする。2月を、「にがつ」というと、節分の雪が、寒々とみえ
 てくる気がする。だが、ニンガツというとしゃきっとした、風景
 になる。


    になはれて ゆく梅さへも
    さかりなる みやこの春の
    きさらぎの空
                大隈言道(おおくまことみち)


  元禄7年(1694)猿雖亭(えんすいてい)での『荒々(あ
 れあれ)て』歌仙で、芭蕉は「米の調子のたるむ二ン月(にんが
 つ)」の、挙句(あげく)を選んでいる。友人の、あの祖母は、
 俳人だったのだろうか。やはり、ニンガツは、きりっとしてい
 る。


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★如月の京だより
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 2月25日(月)梅花祭

 [北野天満宮 京都市上京区]


  2月25日は北野天満宮の祭神・菅原道真の祥月命日にあた
 り、道真が梅の花を大層愛でたという故事に因んで、梅花の御供
 を神前に奉納する採点が営まれます。この御供は香立(こうだ
 て)と呼ばれ42個と33個に分けて供えられるので、男女の厄
 年をあらわすとして厄除けを祈願する人もいます。

  昔は旧暦の2月に行われたので御供には菜種が用いられ、今も
 神官は烏帽子に菜の花を付ける習わしがありますが、ちょうど2
 月の下旬は境内の梅苑が満開になり、梅花祭当日は上七軒の芸妓
 の出仕で野点茶会が行われ、梅見物を兼ねた参拝者で賑わいま
 す。また受験シーズンにもあたるため、学問の神様・道真公にあ
 やかろうと合格を祈願する受験生やその家族の方も大勢訪れま

 す。


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★京菓子処 鼓月  最新情報
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 ■今月の「四季の可美物(うましもの)」
    http://www.kogetsu.com/uma/index.htm 
  その季節の風趣を盛り込んだ限定販売の特別なお菓子です。


  ●新草芳菓 艸もち
   (蓬草入 近江羽二重餅仕立
     小豆皮むき餡製 あんころ餅)
   春を待つ早春の山里 大地のそこここに
   漸く下萌え急ぐ野辺の新草 それはまぎれもなく
   生命息づく春への胎動───。
   野の香久しき餅草の芳せに幼き日の摘み草の
   思い出をめぐらせ 口福にさきがけの草の香
   一服いただきます。

  ●寒在兆春 雪中花
   (心・栗時雨餡 そぼろ 
      軽羹仕立 餡羹巻 棹もの製)
   浅春の季 雪を友に寒風をたよりとして
   花開く水仙花 又の名を雪中花とも呼ばれ
   その香ゆかしく清楚にして気品あり───。
   本菓は早春の予兆を水仙の香に託し
   その彩りに淡春の情をしたため 品位ある
   棹菓子にと丹誠を尽くしております。


 【価格】 ・艸もち  3個入り     1,000円
      ・雪中花  1棹       1,200円
      ・艸もち  4個/雪中花1棹
            化粧箱入詰合せ  2,600円

 【販売日】 2月5日・6日・7日
  ※あらかじめご予約いただきますようお願い申し上げます。
  ※一部店舗ではお取り寄せ品となります。


 ■ 初音(はつね)

   http://www.kogetsu.com/wa/56hatsune.htm 
   2月半ばともなれば庭の植え込みにウグイスの囀り(さえず
  り)を聞くことがある。暫し寒さを忘れるものである。ただ、
  この頃の歌はホーホケキョがホーホケで止まったり、最初のホ
  ーの音がやけに不安定だったり、拙いことが多い。冬の間、市
  街地で過ごしたウグイスは春には山に戻って繁殖するのだが、
  その際の囀りは雄のなわばり宣言歌であるとともに、雌を呼ぶ
  恋愛歌の役割を果たすものと考えられている。雄ウグイスたち
  が本番を控えて、必死で己が楽器の調律に励んでいる姿であろ
  うか。


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