京ことば通信 ===========================================卯月
------------------------------------------------------------
■□■□■ 京菓子処 鼓月 http://www.kogetsu.com ■□■□■
■□■ 発行/広報担当・福岡智彰 service@kogetsu.com ■□■
お申し込みに従い、毎月25日にお届けしています。ご意見・ご要望
は上記アドレスまでお願いします。このメールへの返信は別アドレ
ス宛になりますのでご注意ください。
============================================================
------------------------------------------------------------
★京ことば 「つなぎだんご」 相馬 大
------------------------------------------------------------
暮れてくると、赤い丸提灯(おちょちん)が、町並に沿って、
なつかしく点っていく。都をどり、その季節が、もっとも祇園の
町を、はなやかにする。赤い丸提灯には、つなぎだんごの紋が、
白く、とりまいていて、かわいい。
明治天皇に、東京へ行かないでと、京都御所をめぐる提灯行列
(ちょうちんぎょうれつ)をした。天皇は、すぐ帰ると言われ
た。が、帰られなかった。沈んだ京都の活性化の一つにと、一力
亭(いちりきてい)の主人は、都をどりを考え、興行した。
にぎやかに 都をどりの
幕下りし のちのさびしさ
たれに語らむ
吉井 勇(よしい いさむ)
祇園町(ぎおんまち)の団結、それが、この継団子(つなぎだ
んご)の紋であるという。あの赤い丸提灯には、明治天皇が、再
び、京都へ帰られる祈りも、こもるらしい。つなぎだんごの、赤
い丸提灯は、美しくて、かなしく点っている。
------------------------------------------------------------
★卯月の京だより
------------------------------------------------------------
4月13日(日曜日)・・・祈祷会中日
十三詣り
[法輪寺 京都市西京区]
四月十三日を祈祷会の中日として、三月から五月まで、西京区
嵐山、渡月橋の西側の虚空蔵山にある法輪寺で行われる。十三歳
になった子供に知恵を授かり、健やかな成長を祈る行事である。
同寺は和銅六年(七一三)に行基が開き、貞観十六年
(八七四)に僧道昌(どうしょう)が虚空蔵菩薩を本尊として中
興したと伝える。その虚空蔵菩薩の縁日が十三日で、十三歳とい
うのもそれに因むとされている。
寺伝では、十三歳になった幼帝の勅会供養に基づくものとされ
ており、江戸時代中期から盛んになったといわれている。松尾芭
蕉の「嵯峨日記」などにも多くの参拝者があることを記してい
る。
参拝のとき、子供は自分の一番好きな文字を一字書き、本堂で
祈祷を受ける。また参拝後に渡月橋を渡るとき、後ろを振り返る
と授かった知恵が舞い戻るといわれている。
------------------------------------------------------------
★京菓子処 鼓月 最新情報
------------------------------------------------------------
■今月の「四季の可美物(うましもの)」
http://www.kogetsu.com/uma/index.htm
その季節の風趣を盛り込んだ限定販売の特別なお菓子です。
●風韻季菓 水山吹
(心・薯蕷種仕立 上り羊羹製 棹もの)
葉の緑と花弁の黄金色が重なり合い山間の渓流を埋める風情
を、口当たりよろしき淡緑上り羊羹地に色鮮やかな梔子(く
ちなし)染めの薯蕷種をあしらいて、口福・眼福共に緑の風
を招きます。
●風流菓 笹のつゆ
(番茶・黒糖仕立二趣 笹包み 本わらび餅製 きな粉添)
古より伝わる本蕨 目に涼やかな透明感は元より そのなめ
らかな口当たりと歯ごたえ 淡白にして鄙(ひな)びた味わ
いはこの季ならではの親しい味覚───
番茶・黒糖の野趣ある二趣にて芳しき笹の葉の露けさよろし
く一服いただきます。
【価格】 ・水山吹 1棹 1,200円
・水山吹 1棹/笹のつゆ 6個
化粧箱入詰合せ 2,600円
【販売日】 4月4日・5日・6日・8日
※あらかじめご予約いただきますようお願い申し上げます。
※一部店舗ではお取り寄せ品となります。
■亀鳴く
http://www.kogetsu.com/wa/70・・・
為家の歌に「河越しの道の中途(なかじ)の夕闇に何とぞ
聞けば亀の鳴くなる」とある。冬眠から覚めて水中に入った
カメの息を吐く音でもあろうか。街中の泥池にいるイシガメの
他に、京都近郊の標高4〜500メートルの山田には、べっこう色
に美しいミナミイシガメが棲む。他にはトカラ列島と八重山諸
島、それに中国大陸南部にしかいない。これがぽつんと京都に
いる理由は未だに謎である。
============================================================
■購読中止は http://www.kogetsu.com/kotoba/ からどうぞ。
■配信先変更はいったん登録を解除して、新アドレスで再登録して
ください。
■発行:広報担当・福岡智彰( service@kogetsu.com )
■インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行していま
す( http://www.mag2.com/ )。IDは0000007495です。
------------------------------------------------------------
■□■□■ 京菓子処 鼓月 ■□■□■
■□■□■ 京都市伏見区横大路下三栖 612-8235 ■□■□■
■□■□■ TEL.075-623-1651 FAX.075-623-1656 ■□■□■
■□■□■ お近くの店舗をご利用ください(店舗一覧) ■□■□■
■□■□■ http://www.kogetsu.com/kigyo/tempo.htm ■□■□■
============================================================
|