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京のことば通信
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京ことば通信 ================================================= 師走
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■□■ 発行/広報担当 ・ 福岡智彰  service@kogetsu.com  ■□■
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は上記アドレスまでお願いします。このメールへの返信は別アドレ
ス宛になりますのでご注意ください。
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★京ことば 「ほんまもん」          相馬 大
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  冬になっても、花のある町、房総半島での最南端、館山に住む
 詩人からの、たよりのついでに、「先日のこと、広島へ、訪れた
 ときに、上村松園(うえむらしょうえん)展がありました。その
 芸術性に、感動を覚えました。京ことばでいう“ほんまもん”で
 す」とあり、びっくりした。

  そして、明治四十三年(一九一〇)に、えがいた「花」という
 作品の絵はがきも、同封されていた。じゃのめの傘をもつ、三人
 の京娘の、魅力的な作品であった。

    竜安寺 茶室の庭の
    木がくれに 侘介椿と
    いふを目にとむ
             宮原阿つ子

  この歌の、花のような京娘であった。館山の詩人は、真の芸術
 作品の感動を、ほんまもんと、京ことばで、表現したくなったよ
 うである。上村松園の美人画を、“ほんまもん”、これ以上の鑑
 賞表現は、ないと思った。

 (作者については http://www.kogetsu.com/kotoba/soma.html
  をご覧下さい。)

 
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★「和を究める」〔師走〕    (「京都歳時記」より)  
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 ◆都鳥
 
   「伊勢物語」の中で、隅田川までやってきた主人公が「名にし
  おはば」と詠んだ「しろき、嘴(はし)と脚とあかき」都鳥は、
  明らかにユリカモメである。「京には見えぬ鳥」なのに、都鳥と
  呼ばれていたことが歌の伏線となっているのだが、それも今や鴨
  川の冬の顔となってしまった感がある。シベリアで繁殖して冬を
  日本で越すのだが、最近日本での分布域が拡大してきたらしい。
  京都に居ついたのは約20年前という。業平の放った皮肉は最早
  皮肉ではなくなってしまった。


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★師走の京だより
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 ◆針供養〔虚空蔵法輪寺〕 12月8日(月)
    
   嵐山の真言宗・法輪寺で行われる、使い古した針を供養し裁縫
  などの技芸上達を祈願する法要。
   同寺は古来技芸の守護仏として信仰される虚空蔵(こくぞう)
  菩薩を本尊として祀り、平安時代、清和天皇が針を納める堂を建
  てたことから、針供養が始まったと伝えられている。
   十二月八日午後、西陣や室町の和装業者をはじめ、全国から納
  められた針を本堂前の供養箱に納めて、法養が営まれる。続いて
  古式装束の織姫が舞踊「織姫」を奉納し、技芸上達の福礼をまく。
  その後、本堂には、約40センチ角、厚さ7〜8センチのコンニ
  ャクを二枚重ねたものが置かれ、参拝者たちは五色の糸をつけた
  大きな祭事針を寺からいただいてこれに刺し、針に感謝し、技芸
  上達を祈願する。

  ※法輪寺のオフィシャルホームページはこちら
    → http://www2.ocn.ne.jp/ ̄horinji/

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★京菓子處 鼓月  最新情報
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 ■迎春菓の販売がまもなく始まります。

  ◆平成十六年甲申(きのえさる)歳の縁起に因みて―――
   
   ▲干支菓 「ましらの春」
       20枚入  1,500円 ・ 日持ち 約2ヶ月
     「ましら」とは猿の異名……生姜風味・和三盆風味、二趣
     の麩焼煎餅に、猿の意匠をデザインした焼印を印しました
。
   ▲干支菓 「春献上」
        8枚入  1,000円 ・ 日持ち 約10日
     猿の焼印を印した玉子煎餅にて小割栗入りの贅沢な風味の
     小倉餡を挟みました。

  ◆平成十六年宮中歌会始御題「幸」に因みて―――

   ▲御題菓 「幸」
         1棹  1,500円 ・ 日持ち 約90日 
     新しき歳の初めの一日、混沌とした世情の中にもひととせ
     の安らぎと幸せを祈る………そんな節目の日にしたいもの
     本菓は黄金色に輝く小割栗入の鮮やかな紅色本煉羊羹にて
     明けゆく新年に人々の平和と幸福を祈ります。

   ▲御題菓 「幸せのみち」
         1棹  1,500円 ・ 日持ち 約20日
     人は皆幸せを願い、たとえ道程が遠くともそれが叶うこと
     を目指すもの……人々の切なる想いを菓子に託し、白小豆
     製の村雨と羊羹にて、やがて幸せへと続く一本の道すじを
     表しました。        
  
  ※鼓月ホームページ( http://www.kogetsu.com )では、12月
   13日(…京都で迎春準備を始める「事始め」の日)頃からの
   販売を予定しております。
   (詳しくは鼓月ホームページ上でご確認下さい。)
   年末・新年のご挨拶に、お正月のお茶請けに、ぜひご利用下さ
   いませ。
   
   
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■インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。
 ( http://www.mag2.com/ )IDは0000007495です。
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