京ことば通信 ================================================= 卯月
-------------------------------------------------------------------
■□■□■ 京菓子處 鼓月 http://www.kogetsu.com ■□■□■
■□■ 発行/広報担当 ・ 福岡智彰 service@kogetsu.com ■□■
お申し込みに従い、毎月25日にお届けしています。ご意見・ご要望
は上記アドレスまでお願いします。このメールへの返信は別アドレ
ス宛になりますのでご注意ください。
===================================================================
-------------------------------------------------------------------
★京ことば 「うら」 相馬 大
-------------------------------------------------------------------
花が咲くと、「足利将軍室町第址」の石柱を思い出す。桜の花。
美しい建物。それで、「花の御所」とよばれていた。「花の御所」
は、今出川通・室町通・上立売通(かみだちうりどおり)・烏丸通
(からすまどおり)に、かこまれていた。
その「花の御所」も、応仁の乱で燃えてしまう。再建されたが、
また、戦乱の火の中に消えていってしまう。正門は、室町通に面
した四脚門(しきゃくもん)であった。「花の御所」のあと地に、町
衆が、思い出の町名をつけた。そのひとつに、「裏築地町」(うら
ついじちょう)がある。
汝ヤシル 都ノ野辺ハ
夕雲雀。アガルヲ見テモ
落ルハナミダハ。
応仁記・三 飯尾彦六左右衛門尉
(おうにんき) (いいおひころくざえもんのじょう)
この裏築地町の「裏(うら)」は、「花の御所」正門の「北」につづく
築地のあとを示す。この「裏」は「北」という意味で、京都に残った
独特のことばである。だから、「表」と言ったとき、「南」だったり
もする。
(作者については http://www.kogetsu.com/kotoba/soma.html
をご覧下さい。)
-------------------------------------------------------------------
★「和を究める」〔卯月〕 (「京都歳時記」より)
-------------------------------------------------------------------
◆モロコ
方言のモロコは地方によりその指す魚の種類が異なる。琵琶湖
沿岸ではホンモロコのことで、モロコ釣り、モロコ曳(引)き(網)
などという使い方をする。
野風呂に「寒諸子 細とがりして 身のしまる」の句があるが
ホンモロコは前年の秋、多くの餌を食べて脂肪を貯えておかない
と一、二月を越すことが出来ない。
そして春四月、藻場へやってきて産卵する。琵琶湖へ釣りに行
った成果が互いに自慢され、京の街中の料理屋でその塩焼きが賞
味できるのも、主にこの頃である。
筏踏んで 覗けば浅き 諸子かな 虚子
-------------------------------------------------------------------
★卯月の京だより
-------------------------------------------------------------------
◆豊太閤花見行列 〔醍醐寺〕 四月十一日(日)
伏見醍醐寺で四月一日から開催される醍醐桜会の中心行事とな
っている。同寺境内には、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザ
クラなどが咲き乱れ、京都屈指の桜の名所である。
慶長三年(1598)三月十五日、豊臣秀吉は朝鮮出兵が苦境に
立たされているなか、寵愛する嫡子の秀頼や北政所、淀君や諸侯
らを率いて、当寺で盛大な花見の宴を催した。これは「醍醐の花
見」と称され、秀吉の権力の強大さを示すものとして有名であり、
その華やかな風俗は「醍醐花見図屏風」(重要文化財)などにも描か
れてきた。この盛儀を再現して催されているのが豊太閤花見行列
で、新暦になおした四月の中旬(第二日曜日)に行われる。
行列には、在京の有名人が秀吉に扮し、百名余が午後から桃山
時代の華麗な装束を身にまとって、三宝院勅使門(唐門)から伝
法院林泉まで、境内を華やかに練り歩きます。
また本年は、五月二日(日)まで、醍醐寺霊宝館にて
「エットレソットサスの目がとらえた『カルティエ宝飾デザイン』展」
が開催されています。
※醍醐寺のホームページ http://www.daigoji.or.jp/
===================================================================
★京菓子處 鼓月 最新情報
※鼓月ホームページ( http://www.kogetu.com )からのお知らせ
***** 新商品「緑山薫風(りょくざんくんぷう)」のご案内 *****
《 販売期間:4月初旬 〜 5月初旬 》
▲風韻菓 緑山薫風(りょくざんくんぷう)
陽春から初夏へと移りゆく季節、茶どころ洛南・宇治では
一番茶を摘み、新茶の香りが漂い始めます。
そんな季節に心寄せ、抹茶風味のカステラ風生地にて小豆
こし餡を包み、ホイル包みの焼き菓子に仕立てました。
しっとりとした生地とほど良い甘さのこし餡の風味………
薫風の季節に一服いただきます。
◇日持ち 30日
◇5個入り筒型パッケージ (税込価格)800円
◇7個入り化粧箱 (税込価格)1,050円
△4月初旬より鼓月ホームページ( http://www.kogetsu.com )
にて販売を始める予定です。
よろしくお願い申し上げます。
※テレビ番組のお知らせ
BSデジタル放送のBS朝日で放送されている「プラチナブランケット」
という番組で、鼓月・祇園茶房「華心」が取上げられ、先日パーソナリ
ティーの羽田美智子さんがお見えになって収録が行われました。
放映は4月3日(土)午後9時〜と4月7日午後11時〜の予定です。
(放送局の都合で変更になる場合がありますのでご了承下さい。)
====================================================================
■購読中止は http://www.kogetsu.com/kotoba/index.html/からどうぞ。
■配信先変更はいったん登録を解除して、新アドレスで再登録して下さい。
■発行:広報担当・福岡智彰( service@kogetsu.com/)
■インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。
( http://www.mag2.com/ )IDは0000007495です。
--------------------------------------------------------------------
■□■□■ 京菓子處 鼓月 ■□■□■
■□■□■ 京都市伏見区横大路下三栖 〒612-8235 ■□■□■
■□■□■ TEL.075-623-1651 FAX.075-623-1656 ■□■□■
■□■□■ お近くの店舗をご利用ください(店舗一覧) ■□■□■
■□■□■ http://www.kogetsu.com/shop/index.html ■□■□■
====================================================================
|