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vol.05

その五 嵯峨・大覚寺の夜間拝観に行ってきました。
 現在(11月1日〜11月24日まで)、嵯峨大覚寺では特別に夜間拝観が行われ、嵯峨菊と大沢池の湖上で演じられる
今様歌舞楽を鑑賞する催し「王朝絵巻の夕べ」(京都観光協会主催)が行われています。
 そちらに早速行って来ましたのでその模様をお伝えしたいと思います。
 大覚寺は旧嵯峨御所・門跡寺院(天皇または皇族が住職に就いた寺)として
多くの建物や宝物など見所の多い嵯峨野の観光名所ですが、この時期はいけばな嵯峨御流の総司所として600鉢に
及ぶ嵯峨菊が境内に並べられ、ちょうど茶筅を立てたような繊細で美しい花を見ることが出来ます………のはずでした
が、残念ながら取材した11月1日ではまだ蕾の花が多く、11月中旬位が見頃になるようです。
(嵯峨菊の展示は11月30日まで行われています。午前9時〜午後4時半)

   
 催しは午後6時半から、まずガイドの方から説明を受け、続いて大覚寺住職の方に般若心経の教えを分りやすく
説明していただく法話を伺います。
その後、境内を歩きながらライトアップされた数々の嵯峨菊の花(その日は蕾でしたが……)を見て、大沢池の
ほとりへ向かい、いよいよ今様の舞の見学です。

 
 池のほとりに着くと、遠くの水面に船が浮かんでいるのが夕闇の中でうっすらと見て取れました。
と、その船が静かにこちらに近づいてきます。だんだん近づいてきますと、それが竜の頭を船首につけた屋形船の
ような形をしており、それに舞う人と歌を吟ずる人が乗っているのが分ります。
 船がこちらの岸の真向かいに到着しますと、今様の舞が始まります。

 今様は平安時代から鎌倉時代にかけて盛んに行われたといわれていますが、晩秋の夕闇の中、平安王朝の世界
に浸るひとときが過ごせました。

※「王朝絵巻の夕べ」のお問い合わせ・申し込みはこちら
 (京都市観光協会) http://www.kyokanko.or.jp/akikikou03.html
※大覚寺のホームページはこちら http://www.daikakuji.or.jp
(2003年11月)

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