
vol.06
この秋は暖かい日が多く、紅葉も遅くまで残っていたようですが、12月になって京都にも冬らしい寒さがやってきました。
北山から冷たい風が吹き付ける師走の一日、洛北・鳴滝の了徳寺で行われる大根炊き(だいこだき)へと出かけました。
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| 山近くにある小さなお寺です。 |
季節柄こんなお店もありました。
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「鳴滝の大根炊き」と呼ばれるこの行事は、今から850年ほど前、浄土真宗の開祖・親鸞聖人が布教のためにこの地を訪れた時、村人が大根を塩煮にしてもてなしたという故事にちなむと伝えられ、大永四年(1524)の了徳寺創建以来の行事と云われています。
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煮込みを待つ大根の山
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ぐつぐつ煮込まれる様子を取材中。 |
こちらは湯沸しのためのようです。 |
毎年12月9日と10日、境内に直径1メートル程の大鍋が据えられ、梵字を書いて祈祷したのち切り分けられた約3000本の
大根を煮こみます。
聖人真影に供える分は古例の塩煮としますが、あとは醤油煮として油揚げをそえて参詣客に振舞われます。
この大根をいただくと、中風よけになるといわれています。
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| お醤油であっさりめに味付けします。 |
お講話も始まりました。 |
800円の志納金でお箸と引換券が貰える |
了徳寺のある場所は京都の町外れで普段はほとんど人通りのないところですが、この日は時折しぐれも降る肌寒い日ながら、途切れることなく参拝客の方がおみえになっていました。
厄除けの大根炊きは千本釈迦堂などでも行われていますがここが一番古くから行っており、いわば「元祖」なのだそうです。
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次々と大根が振舞われます。
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この冬、無事に過ごせますようにとの願いを込めて……。 |
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| これで一膳分。結構暖まります。 |
次々と参拝客が訪れていました。 |
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