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vol.08

その八  新撰組ゆかりの史跡めぐり
 大河ドラマ「新撰組!」が始まり、京都も新撰組に因んだ場所に多くの方が訪れているようです。
今回は京都市・京都市観光協会主催の〔京の冬の旅―新撰組ゆかりの史跡めぐり(うるわしコース)〕に参加しました。
 季節ごとに様々なコースが設定されていますが、さすがにこのコースは人気があるようです。
日曜日ということもあり、東京や札幌から来られた方もおられたようです。
 午前10時過ぎに観光バスで京都駅前を出発、最初はかっての花街、島原で揚屋建築の遺構を残す角屋へ向かいました。
 ここは、新撰組の隊士が宴の場として足繁く通った場所で、芹沢鴨一派暗殺の夜に宴を設けた部屋「松の間」や、隊士が狼藉をはたらいて柱につけた刀傷などを見ることが出来ます。
島原大門。かって花街への入り口でした。 角屋の表構え。揚屋建築が唯一残されている所です。
玄関から門の方向を見る。太い幹は槐(えんじゅ)の木です。 台所の様子。
重要文化財の「網代の間」にて。ガイドの方がわかり易く説明して下さいます。  玄関に飾られた角屋の紋入り暖簾。
 続いては、新撰組が浪士隊として入洛してから屯所としていた八木家を訪れます。
ここは、京都市指定の有形文化財として当時の建物が残されており、芹沢鴨暗殺の現場である母屋の部屋や、その時鴨居に付けられた刀傷、芹沢が転んだ文机などがそのまま残されています。

八木家・長屋門(内部は撮影禁止でした。)
八木家の前の京都鶴屋鶴寿庵で「屯所餅」とお抹茶を戴きます。 近くの壬生寺にある芹沢鴨・平山五郎の墓。ともに八木邸で暗殺された。
 さてここで休憩タイム。昼食は円山公園の東にある料亭「左阿彌」でいただきました。
織田信長の甥・頼長が安養寺の末寺として建てたのがはじまりという由緒ある料亭 京の雰囲気たっぷりの御膳。
 お昼からは、まず金戒光明寺。京都では「黒谷さん」と呼ばれます。
ここは幕末に会津藩主松平容保(まつだいらたかもり)が京都守護職として本陣を構えたところ。
新撰組は松平容保によって「京都守護職預かり」となり、幕末の京都において市中見廻組として活躍することになります。


御影堂大殿。昭和十九年に再建されたもの。 御影堂から見た三門。幕末(万延元年・1860年)に建てられた。
この辺りに松平容保の本陣があったと云われる。
境内には桜の木が多く、さぞかし春にはきれいなことでしょう。

最後は東山・高台寺横の霊山歴史館。ここでは幕末・明治維新の専門歴史館として幕末・明治に活躍した人たちの遺品や戊辰戦争などの関連資料が展示されています。
幕末維新の志士達の霊を祀る霊山聖地の復興の為に設立された霊山顕彰会が運営しています。 霊山歴史館全景。

 京都駅に午後4時過ぎに帰ってくるのはかなり駆け足の行程でしたが、バスの添乗員の方や解説を担当されるボランティアの方が歴史やエピソードをわかりやすく説明してくださるのであまり予備知識がなくても楽しめます。
皆さんも機会がありましたらぜひどうぞ。

*「京の冬の旅」について(京都市観光協会のホームページ)
  http://raku.city.kyoto.jp/data/cssys/bulletin/buttonj3.html
*〔八木家(新撰組発祥の地 壬生屯所旧跡 八木邸)〕のホームページ
  http://www.mibu-yagike.jp/
*「左阿彌」のホームページ
  http://www8.ocn.ne.jp/ ̄saami/
*霊山歴史館のホームページ 
  http://www.ryozen-museum.or.jp/
(2004年2月)

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