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vol.28
その二十八 嵐山花灯路のあれこれをご案内します。(その2)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
 まず、かって嵯峨野らしい風情を今に伝える落柿舎を訪れました。
ここは松尾芭蕉の門人・向井去来の閑居跡と伝えられています。
庭にあった40本もの柿の実が嵐によって一夜のうちに落ち尽くした、という逸話から「落柿舎」という名がつけられたと云われています。

柿主や 梢はちかき あらし山   去来

※クリックすると大きい画像がご覧いただけます。
 
鄙びた風情の門前。  落柿舎と言えば柿の実。
まだかろうじて残っていました。
敷地の中にも行灯が  素朴で質素な本庵のたたずまい。 
落柿舎の前にもいけばなが展示されています。  落柿舎から3分も歩くと二尊院の総門に到着します。
春は桜・秋は紅葉で有名なお寺ですが…
今の時期はこんな感じです。
枯れ枝(一部枯れ紅葉)が明るく照らされています。
写真では分かりにくいですが、地面に並べられた灯りは竹の筒に一つ一つロウソクが灯してあります。
仄かですがとても暖かい光です。 
境内・黒門より内部を覗く。
おぜんざいのおもてなしが行われていました。 
釈迦如来・阿弥陀如来の二尊を祀ることから「二尊院」とよばれています。
その二尊がある本堂も明るく照らされています。
落柿舎から二尊院にかけての道に、色がゆっくりと変わっていく幻想的な灯りがおかれています。  途中の嵯峨野トロッコ列車「嵐山駅」もライトアップ中。
こちらはクリスマスの雰囲気でしょうか。
昭和初期の時代劇俳優・大河内傳次郎が小倉山麓に作り上げた「大河内山荘」も夜間公開されています。 「大乗閣」と名づけられたメインの建物
ちょうど、フルートと琴の演奏が行われていました。
花灯路の期間中は毎日演奏が行われているようです。
回遊式の庭園の様子。
庭園内の茶室の一つ 京都市内の夜景が見渡せます。
時節柄、そこかしこが散り紅葉で埋め尽くされていました。 四季折々に美しいところですが、夜の風情もまた情緒があります。
 さて、少し離れているので、シャトルバスに乗って移動しなければなりませんが、大覚寺も夜間公開が行われ、大沢の池のほとりでは、京都嵯峨芸術大学の皆さんによって作られた大提灯が展示されています。
 
せっかくですから、大覚寺も訪ねてみることにしましょう。 ⇒ こちらをご覧下さい。
(2005年12月)

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