毎年六月三十日には、京都の各神社で半年の穢れを祓う「水無月の大祓(夏越の祓)」が行われますが、今年は京都の洛南・石清水八幡宮で行われた「水無月の大祓」に行ってきました。
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六月晦日と十二月大晦日の「大祓式」は、半年間の贖罪・厄祓いの儀式として、古くは「古事記」「日本書紀」にも記述があるそうですが、特に六月(水無月)の大祓式は、「夏越の大祓」とも呼ばれ、厳しい暑さの夏を健やかに過ごせるようにと祈る儀式でもあります。
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石清水八幡宮での「水無月の大祓式」は、茅の輪をくぐりを中心とする「山上の儀」と、奉納された人形(ひとがた)を川(木津川)に流し清める「大川路の儀」とで行われます。
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南総門前に設けられた茅の輪。葦などの草を束ねて作られている。
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南総門より本殿を望む。現在の本殿は寛永十一年(1639)に造営されたもの。
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| 人形(ひとがた)奉納の受付。人形は祓いをするときに身代わりとして用いる人の形をした紙のことで、この人形で身体の障り有るところを撫で擦り、 更に三度息を吹きかけることによって、心身ともに祓い清められるそうです。 |
神事の準備が次第に整えられていきます。
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大祓の神事(「山上の儀」)は、神官が祝詞を述べた後、厳かに進められていきます。写真は各々を祓い清めるための「きりぐさ」が配られているところ。
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神官による御祓い |
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| 奉納された人形を唐櫃へ納める。 |
まず人形を納めた唐櫃から茅の輪をくぐります。 |
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続いて神官の方が茅の輪を回りくぐります。
左回り・右回り・左回りと三回くぐるのがしきたりだそうです。
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一般の参拝の方も茅の輪くぐりが出来ます。
「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶというなり」という和歌を唱えながら回ると、青草のもつ浄化と魔除けの力で心身ともに清浄になると伝えられています。 |
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「山上の儀」の後、唐櫃に入れられた人形は近くの木津川(御幸橋の袂)にて川に流す「大川路の儀」が行われます。
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川岸に祭壇が設けられ、葦の舟に人形が載せられています。
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神職たちによって大祓詞が奏上された後、人形をのせた舟が川に流されます。
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人形に託された諸々の罪・災厄の因が流し清められて、大祓式は終わります。
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各神社で執り行われている「水無月の大祓」では、茅の輪くぐりと人形流しは、どちらでも行われるようですが、少しずつ神事のやり方は異なるようです。
機会があれば、別の神社の大祓式もこちらでご紹介したいと思います。 |
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※石清水八幡宮のホームページ → http://www.iwashimizu.or.jp/
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