西陣織で有名な京都市上京区の西陣一帯(ちなみに「西陣」という公称地名はありません。応仁の乱の際に、西軍の山名宗全が陣を置いた辺り一帯を指します。)には、今も織物業に関わる人々が大勢暮らしています。
そんな西陣の歴史とともに歩んできた小学校の歴史を振り返る企画「西陣の歴史と暮らし・郷土資料展」が、元西陣小学校の校舎で開かれています。
|
堀川通り上立売西入ルにある西陣小学校は、1995年に地域の小学校の統廃合によって創立以来125年の歴史に幕を下ろしましたが、校舎などはそのまま残され、教育・福祉・親睦の場として活用されてきました。
この度、西陣地域住民福祉協議会では、西陣小学校で長年にわたり蒐集・所蔵されてきた西陣関連の資料・文化財等(その大半は現在京都市学校歴史博物館等に保管されている。)を一同に会し、校舎を利用して郷土資料として展示する催しを行うことになりました。
その様子をご覧下さい。
|
※写真をクリックすると大きなサイズでご覧頂けます。
|
|
|
 |
 |
「西陣」の名の由来となった山名宗全邸宅跡の碑。
元西陣小学校のすぐ近くにあります。
|
近辺には古い町家もそこかしこに残っています。 |
 |
 |
| 元西陣小学校。この建物(本館)は昭和11年に建てられ、職員室・会議室などがありました。 |
元職員室では西陣小学校の歴史と西陣織に関する資料が展示されています。
小さくNHKドラマ「芋たこなんきん」のポスターが見えますが、 昨年の夏ドラマのロケがここで行われたそうです。 |
 |
 |
昭和初期に輸入されたと見られるジャガード機
京都市登録文化財に指定されています。
|
本館2階では「西陣織の現在・未来」と題して最近の生地見本などが
展示されています。
中央は手織り機の1/2模型
|
 |
 |
| 色鮮やかな紋様の数々を見ることが出来ます。 |
豪華な能装束も展示されていました。 |
 |
 |
| この部屋は「作法室」だったそうですが、生地を屏風に張って明治から昭和にかけて作られた「貼交(はりまぜ)」屏風」が 一面に立てられています。 |
年月が経って色褪せている生地もありますが、どれも繊細な技術で仕上げられたものばかりです。
|
 |
 |
| 実際に授業が行われていた校舎の一角に「郷土室」と題して、 小学校時代から西陣織に関する資料の保管が行われてきた部屋があります。 |
ジャガード機で紋様を折るときに使う型紙に手作業で穴を開けてゆく機械。
今では全部コンピューターで作られるそうです。
|
 |
 |
| 蚕の繭をはじめ原材料も展示してありました。 |
西陣小学校など4校が統合された現西陣中央小学校の児童達の作品もあります。 |
 |
 |
| 校舎の一角にて |
今でも子供たちの声が聞こえてきそうです。 |
 |
 |
堀川通りを南へ300mほど行くと西陣織会館があります。
西陣織りの着物によるファッションショーが毎日開かれています。
|
西陣織会館では、西陣織に関する資料展示やおみやげ物の販売の他、手織りの実演も見学することができます。 |
| |
| 「西陣の歴史と暮らし・郷土資料展」は4月1日までの毎週金・土・日、午前10時〜午後4時に開催されています。 |
| また、3月17日(土)〜19日(月)には、「京都市伝統産業の日2007」と題して、西陣一帯でも西陣織会館などで様々なイベントが行われます。 詳しくはこちらをご覧下さい。 |
西陣の歴史などは「西陣織工業組合のホームページ」でも説明されています。
|
|