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vol.39
〔新熊野(いまくまの)神社に小正月の行事・左義長を見に行きました。〕
最近は正月といっても店が開いていたりで、のんびりとした気分を味わう間もなく過ぎていくような気がします。
それでも正月気分の名残を味わおうと、小正月の行事・左義長を新熊野(いまくまの)神社に出かけました。
新熊野神社は、今から約830年前、後白河法皇が紀州国・熊野から土砂や材木を運び、熊野大社の新宮として創建されたものだそうです。
(その折に熊野から移植し、法皇自らお手植えされたという大樟(くすのき)が、今も境内にそびえ立っています。)
左義長の起源は平安時代の宮中行事にあるそうです。
小正月に宮中清涼殿東庭で青竹を束ねて立て、毬杖(ぎっちょう)三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡い囃しながらこれを焼き、その年の吉兆などを占ったと伝えられています。
炎が高く上がると「吉」とされ、毬杖(ぎっちょう)三本を結ぶことから、三毬杖(さぎちょう)と呼ばれるようになったということです。
まずは「獅子舞始め」として獅子舞の奉納が行われます。
祭壇の前で獅子が激しく踊ります。
三体の獅子が舞い踊るのはなかなかの迫力です。
神職の方が祝詞を読み上げます。
祓い清められたところに神さまが降りてくるところとされています。
いよいよ火が点けられます。
注連縄飾りなどがあっという間に燃え上がります。
炎が燃え盛る間、お参りの方たちが大祓の詞を読み上げます。
一連の神事の後に、鏡餅を切ったのを炎で焼き、参拝客に直会として配られます。
その他、お神酒の振舞いもありました。
これで本当に正月が終わりです。
もう暫くすると、北野の天神さんから早咲きの梅のたよりも聞かれることでしょう。
(2007年1月)
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