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vol.54

〔「菓子博への道」その3  いよいよ陳列です。〕

 約3ヶ月にわたり製作を続けてきた弊社の工芸菓子ですが、先日ようやく完成し、いよいよ菓子博会場へ陳列する日がやってきました。
 今回は、会場での陳列に至るまでの舞台裏の模様をお届けします。
@実際に菓子博会場へ運ぶ前に、作品の最終チェックを兼ねて
 鼓月本社にて記録用の写真撮影をしました。
 作品を組み立てる前に、本社内で撮影用のセッティングを
 します。
A本番と同じように慎重に組み立てます。
B組立の済んだ作品。
 撮影が終わると再び各パーツに分けて陳列の日まで
 保管します。
C4月11日、昨日からの雨も晴れ上がり、いよいよ展示会場
 (姫路市立美術館・企画展示室)へ作品を運びます。
 荷物はバン2台分になりました。
 写真は作品運搬用の箱を積み込んだ状態
Dこの日は京都府からの作品のみ搬入・陳列を行います。
 作品が破損しないように慎重に取り扱います。
E出品する各店の作業が始まりました。

Fまずは白木の陳列台を設置し、木(左は桜・右は牡丹)の
 幹から組み立てていきます。

G運んできた作品の各パーツを運搬用の箱から取り出します。
 山吹の枝も空中につるして、運搬中に振動が伝わらない
 ようにしてあります。
H全体のバランスを考えながら慎重に作業を進めます。
I花びらや葉など、生砂糖(きざとう※)で作ったものは
 ちょっと触れただけでも壊れてしまうので
 組立のときは特に神経を使って慎重に行います。
J山吹、牡丹に続いて桜の枝を取り付けます。
 桜の花びらは特に壊れやすい部分なので
 取り扱いに一番気を使う点です。
K組立が終わると氷砂糖を敷いて仕上げとします。
Lここで作品を壊してしまっては全て台無し……。
 最後まで気を抜けないところです。
M大きなトラブルもなく2時間ほどで完成しました。
 作品の破損などがあるとその修復などで大変時間が
 かかりますが、今回はスムーズに作業が進みました。
N今回の出品作品は「古都のうつろい」と名づけました。
 古都の移ろいゆく四季の風情を感じていただければ
 幸いです。
 (*この写真はクリックすると大きいサイズで
  ご覧いただけます。)
Oこの日(4月11日)京都の菓子店の作品は展示しましたが、
 他の府県はこれからです。
 全部の作品が並ぶとさぞかし華やかになることでしょう。
 いよいよクライマックス?の「菓子博への道」、次回は開催中の菓子博会場の模様などをお伝えする予定です。
 姫路菓子博2008(第25回全国菓子博覧会・兵庫)は4月18日(金)〜5月11日(日)まで、姫路城周辺の各会場にて開催されます。
◆「姫路菓子博2008」の公式ホームページ

    →http://www.kasihaku2008.jp/index.html
※「生砂糖(きざとう)」 … 砂糖に寒梅粉(=「米粉」。もち米を蒸して搗き、餅にして白く焼き上げ、粉にしたもの)
                 干菓子の材料として良く使われる。細かい細工がしやすいので工芸菓子にも用いられる
                  (同じ漢字ですが「生砂糖(なまさとう)」とは全く別のものです。)
(2008年4月)
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